スクエアピアノの魅力

フォルテピアノには本当にいろいろな楽器がたくさんあって、スクエアピアノというのは、独特なカテゴリーである。ドイツ語、オランダ語ではtafelpiano (テーブルピアノ)とも呼ばれるが、同じものをさす。日本では見ることはもちろん、音色が聞けることというのは本当にまれであると思う。

当時裕福なアマチュアの間で流行っていた楽器である。欧米では最近流行ってきていて、グランドよりも楽器は小さいのでスペースもとられない、シンプルなアクションから、独特の音色が出る。家具と思ったら、ピアノだった!というステキなサプライズもお客さんに自慢できる。アンティークの好まれるオランダでは、自然に受け入れられているように感じる。もちろんごろごろしているわけではないが、愛好家はいる。

メーカーにこだわらなければ、楽器は意外と見つけやすく、わりに安価であるが修復しなければ弾けない状態の場合、修復にお金がかかるので、購入の際は注意がいる。

アムステルダムに来られたら、ぜひこの博物館で楽器を見に来て欲しい。
ほかにスクエアピアノのある観光におすすめスポットは Honing Breethuis, Zaandijk

である。